はじめに
これまで結婚式準備は何から始めた?、式場をどうやって決めたかという記事を書いてきました。今回は多くの人が一番気になるであろう「結婚式、結局いくらかかったのか」というお金の話をリアルに紹介します。
見積もり金額そのままで終わることはまずない、というのが実際にやってみての実感です。どこで金額が膨らみやすいのか、逆にどこは無理に頑張らなくていいのか、体験ベースでまとめます。
見積もりの内訳、だいたいこんな感じだった
50名程度を想定した見積もりでは、大まかに以下のような項目に費用が分かれていました。
- 挙式費用(式場使用料、演出関連)
- 衣装(ドレス・タキシード)
- ヘアメイク
- 写真・アルバム関連
- 会場装花
- 料理・飲み物
- 音響・照明機材
- 司会者
- 引出物・引菓子などのギフト類
- 招待状などのペーパーアイテム
これらすべてを合計した見積もり総額は、サービス料・消費税込みでだいたい300万円弱というレンジでした。ただしこれはあくまで見積もり段階の金額です。
結局、見積もりから+100万円ほど増えた
以前の記事でも触れましたが、実際には見積もりから+100万円ほど増額になりました。主な理由は、料理とドレスをグレードアップしたことです。
このあたりは「削れるところは削って、こだわりたいところにはお金をかける」というメリハリが大事だと感じました。以下、実際にやってみて感じた「頑張らなくていいところ」「頑張ったほうがいいところ」を紹介します。
お金をかけすぎなくていいと感じたもの:装花
個人的に、あまり頑張らなくていいと感じたのが会場の装花です。
新郎新婦の後ろに飾る花や、各テーブルの花などは、正直なところゲストの記憶にあまり残りません。花が好きで、こだわりたいという気持ちがあるならもちろんかけた方がいいですが、そうでなければ無理に予算を割く必要はないと感じました。
ただし注意点として、あまりに安っぽい花にしてしまうと「手を抜いた」とゲストに伝わってしまいます。安っぽく見えない程度は確保しつつ、必要以上にお金をかけすぎないバランスが重要です。装花は「あげようと思えばいくらでも金額を上げられる」項目で、営業対象になりやすいポイントでもあるので、その点は意識しておいたほうがいいです。
お金をかけたほうがいいと感じたもの:料理
料理は逆に、けちりすぎないほうがいいと感じた項目です。
見積もり段階では、コースのグレードとして一番下や下から2番目あたりのプランで出してくることが多いのですが、この価格帯のコースは内容が中途半端になっていることがよくあります。もし予算に少しでも余裕があるなら、コースのグレードを上げることを検討してみてください。前述の通り、ゲストの満足度は料理の味にかなり左右されます。
お金をかけたほうがいいと感じたもの:衣装
衣装(ドレス・タキシード)についても、けちらないほうがいいと感じた項目です。
これから試着に何度か行くことになると思いますが、もし「これが一番好き」と思えるドレスやタキシードが、金額の面で少し迷うものだった場合は、そちらを選ぶことをおすすめします。一生に一度、本当に着たかった衣装を諦めてしまうと、その後ずっと後悔することになりかねません。ここは他の項目を削ってでも、優先してお金をかける価値がある部分だと感じています。
式場経由での発注は「定価の倍」を覚悟する
自分たちでどこまで頑張れるかにもよりますが、式場を経由して手配してもらうアイテムは、定価のだいたい倍程度の価格になっていると考えておいたほうがいいです。
式場にお願いすれば当日までの手間はかかりませんが、特にムービー制作や小物類などは、自分たちで手配すればかなり費用を抑えられる部分です。この辺りを自分たちで頑張って揃え、その分の予算を料理やドレスなど「けちらないほうがいい項目」に回すという考え方がおすすめです。
見積もりに入っていない「隠れコスト」に注意
意外と見落としがちなのが、見積もりの表には出てこない追加費用です。
遠方ゲストへのお車代・宿泊費
遠方から来てもらうゲストには、交通費の一部を「お車代」として渡すのが一般的です。目安として、かかった交通費のだいたい半分程度を負担するイメージです。例えば大阪-東京間であれば1万円程度が目安になります。
さらに沖縄など飛行機移動が必要になるような遠方の場合は、ホテルや航空券をこちら側で手配するケースも出てきます。これらは見積もりに含まれていなければ、当然その分が追加費用になります。
お世話になった方へのお礼
受付など、当日何かしらの役割をお願いした方へのお礼も、見積もりには入っていません。ちょっとした金封や品物を用意しておく必要があります。
ウェルカムスペースなどの小物準備
ウェルカムスペースのグッズなどについても、式場からすると「そちらでご用意ください」というスタンスが基本です。当然、見積もりには含まれていません。
こうした細々としたアイテムは、金額こそ大きくないものの、準備するのに意外と手間と時間がかかります。式場との打ち合わせが進む中で後回しにしがちな部分なので、早めに存在を認識しておくことをおすすめします。
まとめ
結婚式の費用について、実体験からのポイントをまとめます。
- 見積もり金額は、最終的に+100万円ほど増える想定をしておく
- 装花はほどほどでOK、こだわりがなければ予算を抑えても気づかれにくい
- 料理とドレス・タキシードは、けちらないほうが満足度が高い
- 式場経由の発注は定価の倍程度を想定し、自分たちで手配できるものは頑張って揃える
- お車代・宿泊費・お礼・ウェルカムグッズなど、見積もりに入らない費用も忘れずに想定しておく
見積もり金額だけを見て安心せず、増額分と隠れコストの両方を考慮した資金計画を早めに立てておくと、後々慌てずに済みます。


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