【体験談】結婚式の前撮り、パターンごとの違いと実際に選んだ方法

結婚式

はじめに

ドレス選びの記事でも少し触れましたが、今回は「前撮り」について詳しく紹介します。

前撮りは結婚式同様に人によって温度差が大きい分野です。前撮りだけをして結婚式自体はしない、という選択をする人がいるほど重きを置く人もいれば、逆に前撮りは一切せず式だけで済ませる人もいます。私たちは結婚式も前撮りも両方行うことにし、その中で「やりすぎず、でも後悔しない範囲」を探っていきました。

前撮りには主に3つのパターンがある

前撮りの撮影スタイルは、大きく分けて次の3パターンがあります。

  • 式場で撮影する
  • スタジオで撮影する
  • 外(ロケーション)で撮影する

それぞれ特徴と価格感がかなり異なるので、一つずつ紹介します。

外(ロケーション)撮影:一番高くなりやすい

思い出の場所や、行ってみたい景色の中で撮影するスタイルです。3パターンの中で最も費用がかかりやすいタイプです。

特に海外でのロケーション撮影となると、当然費用は跳ね上がります。さらに、カメラマンを日本から同行させる場合はさらに高額になります。費用を抑える工夫としては、ドレスを自分たちで持ち込み、現地のカメラマンをSNS(インスタグラムなど)で探して依頼する、という方法もあるようで、この場合は多少費用を下げられるようです。

国内の思い出の場所(出会った場所など)で撮影するケースも人気です。ただしこちらも、衣装をすべて自分たちで用意してカメラマンにだけ現地に来てもらう形であれば安く済みますが、実際には

  • ドレスのレンタル
  • メイク
  • 現地までの送迎
  • 撮影中、都度メイクや衣装を直してもらう体制

まで含めて依頼するケースが多く、この場合は数十万円ほどかかることも珍しくありません(あくまで筆者の体感による相場感です)。

前撮りだけで完結する人は予算を考えやすいですが、結婚式も同時に行う場合は、式全体の予算とのバランスを考える必要があります。式にお金をかけるか、前撮りを抑えるか、逆に前撮りにお金をかけて式をシンプルにするか、全体のバランスを検討してみてください。

式場での前撮り:筆者おすすめ

式場によっては、前撮りが最初の見積もりに含まれているプランもあります。「なぜわざわざ式場で前撮りを?」と思う方もいるかもしれませんが、実はいくつかメリットがあります。

当日は「二人だけ」の写真が意外と撮れない

式場自体はどこも素晴らしい撮影スポットですが、式当日はゲストが大勢来ているため、式場を背景にした新郎新婦二人だけの写真は、実は撮りにくいものです。前撮りであれば、誰もいない状態でじっくり撮影できます。式場の雰囲気が気に入っているなら、式場での前撮りはおすすめです。

リハーサルを兼ねられる

式場での前撮りは、そのまま当日のリハーサルとしても機能します。メイクやドレスの最終確認、挙式の流れの確認などを前撮りと同時に済ませられるので、本番への不安を減らせるというメリットもあります。私たちの場合、実はこの式場前撮りのタイミングで、新郎新婦の「ファーストミート」を行いました。式場前撮りでファーストミートを希望する場合、多くはこのタイミングになると思います。

なお、式場での前撮りは基本的に平日に行うことになります。土日祝日は結婚式が入っていることが多いためです。式場の空き状況によっては土日にできる場合もありますが、平日での実施になるケースが多いと考えておいたほうがよいです。

スタジオでの前撮り:一番費用を抑えられる

3パターンの中で、最も価格を抑えられるのがスタジオでの前撮りです。スタジオに行って衣装を着て撮影するだけのシンプルな形式で、数万円程度に収められます。

私たちが選んだ方法:式場+スタジオの2回撮影

結論として、私たちは式場とスタジオの両方で前撮りを行いました。

当日は和装を着ない予定だったのですが、和装をどうしても着てみたかったため、スタジオで和装の前撮りをすることにしました。また、ドレスでの前撮りと、当日に向けたメイクの確認も兼ねたかったため、式場での前撮りも行いました。

結果として、両方やってよかったと感じています。実際にやってみて思ったのは、撮影場所は正直どこでも映えるということです。背景が白バックのスタジオであっても気にならず、結局見たいのは「その人自身」なのだと感じました。もちろん、風景と一緒に思い出の写真を残したいのであれば、積極的に外に出て撮影することをおすすめします。

前撮りの良いところ・悪いところ

良いところ:写真データを他の場面でも活用できる

前撮りの写真データは、当日のオープニングムービーや、ウェルカムスペースの装飾など、いろいろな場面で必要になります。画質が良く、映りの良い前撮り写真があると、こうした準備がぐっと楽になります。

実際にウェルカムスペースでどう活用したかは、別記事で詳しく紹介しています。

悪いところ:あくまで「写真」であるという事実

前撮りにお金をかけたとしても、最終的に手に入るのは写真データです。「スマートフォンで撮れば無料じゃないか」という考え方もできてしまうので、この写真にどこまでお金をかける価値があるか、という意識は持っておいてもよいかもしれません。

前撮りのタイミングには注意が必要

私たちが前撮りをしたのは、結婚式の3ヶ月前くらいでした。振り返ってみると、これはややギリギリだったと感じています。

というのも、撮影後にデータが渡されるまで、だいたい1ヶ月程度かかります。そこから、オープニングムービーなどの制作に写真を使うことを考えると、実質2ヶ月ほどで準備を進める必要が出てきます。頑張れば十分間に合う範囲ではありますが、もう少し前倒しでスケジュールを組んでおくと余裕を持てたかもしれません。

撮影データの枚数について

前撮りで受け取れる写真の枚数は、業者やプランによって数十枚から数百枚までかなり幅があります。枚数を増やすほど価格も上がっていく仕組みですが、実際に使うことを考えると、100枚程度あれば十分にまかなえる印象です。

撮影当日にかかる時間

式場・スタジオどちらの場合も、メイクだけで2時間ほどかかります。そこから撮影自体に1〜2時間かかるため、半日仕事になる想定でスケジュールを組んでおくとよいです。

またスタジオでの前撮りの場合、当日いきなり撮影というわけではなく、事前に1〜2回の打ち合わせが必要になる点も、頭に入れておくと予定が立てやすくなります。

和装前撮りの費用感

私たちがスタジオで行った和装レンタルでの前撮りは、10万円以内には収まりました。前撮りの中でも比較的抑えめな費用感だったと思います。

前撮り写真の実際の活用例

先ほど「前撮り写真データはいろいろな場面で活用できる」と書きましたが、私たちの場合は具体的に以下のような形で使いました。

  • 受付に写真を飾る
  • ゲストにサインを書いてもらうウェルカムポスターに前撮り写真を使用する

こうした活用先を見据えて撮影しておくと、当日の会場装飾にもつながるので一石二鳥です。

まとめ

  • 前撮りは「式場」「スタジオ」「外(ロケーション)」の3パターンがあり、価格帯もそれぞれ異なる
  • 外での撮影が一番高額になりやすく、特に海外は費用が大きく跳ね上がる
  • 式場での前撮りは、二人だけの写真が撮れることとリハーサルを兼ねられることがメリット
  • スタジオでの前撮りは最も費用を抑えられる
  • 複数パターンを組み合わせるのも一つの選択肢(和装をスタジオで、ドレスを式場で、など)
  • データが渡されるまで1ヶ月ほどかかるため、式の3ヶ月前だとやや余裕がなくなりがち。もう少し前倒しがおすすめ
  • 撮影当日はメイクだけで2時間、撮影1〜2時間で半日仕事になる想定を
  • 前撮り写真は当日のムービーや装飾にも活用できるが、あくまで「写真」であることを踏まえた予算感を持つとよい

前撮りは結婚式全体の予算とのバランスを考えながら、自分たちが後悔しない形を選ぶのが一番だと思います。

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